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郡名一覧表・三重県の部

(本ページをご覧頂くに当たっての注意)

・発足年月日欄に「―」を記している郡は市制町村制施行前から存在したところである。なお、三重県の市制町村制施行年月日は1889年(明治22年)4月1日である。

・郡の読み方には諸説あるところがある(特に明治時代に消滅した郡についてはそういう傾向がある)。ここで記しているのは一例なのでご了承願いたい。

・「読み方」欄では「郡」の部分の読み方は省いている(全て「ぐん」と読むため)。

・「所属令制国名」欄は市制町村制施行時点で存在した郡がどの令制国に属していたかを示すために設定したものであるため市制町村制施行後に発足した郡については令制国名を記していない。

あの部(7郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
安芸郡 あげ 1956年
(昭和31年)
9月30日
2006年
(平成18年)
1月1日
所属自治体だった安濃・河芸・芸濃各町及び美里村が津・久居両市や一志郡一志・香良洲・白山各町及び美杉村と統合して改めて発足した津市に移行したことで所属自治体がなくなったことにより消滅。
英虞郡 あご 志摩 1896年
(明治29年)
3月29日
答志郡と統合して発足した志摩郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」(日本加除出版〔東京都豊島区南長崎三丁目〕刊)による。
朝明郡 あさけ 伊勢 1896年
(明治29年)
3月29日
三重郡と統合して改めて発足した三重郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
安濃郡 あのう 伊勢 1956年
(昭和31年)
9月30日
河芸郡と統合して発足した安芸郡に移行したことにより消滅。
阿拝郡 あはい 伊賀 1896年
(明治29年)
3月29日
山田郡と統合して発足した阿山郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
阿山郡 あやま 1896年
(明治29年)
3月29日
2004年
(平成16年)
11月1日
所属自治体だった阿山・伊賀両町及び大山田・島ヶ原両村が上野市や名賀郡青山町と統合して発足した伊賀市に移行したことにより消滅。
発足年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
奄芸郡 あんき 伊勢 1896年
(明治29年)
3月29日
河曲郡と統合して発足した河芸郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

いの部(6郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
飯高郡 いいたか 伊勢 1896年
(明治29年)
3月29日
飯野郡と統合して発足した飯南郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
飯南郡 いいなん 1896年
(明治29年)
3月29日
2005年
(平成17年)
1月1日
所属自治体だった飯高・飯南両町が松阪市や一志郡嬉野・三雲両町と統合して改めて発足した松阪市に移行したことで所属自治体がなくなったことにより消滅。
発足年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
飯野郡 いいの 伊勢 1896年
(明治29年)
3月29日
飯高郡と統合して発足した飯南郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
伊賀郡 いが 伊賀 1896年
(明治29年)
3月29日
名張郡と統合して発足した名賀郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
一志郡 いちし 伊勢 2006年
(平成18年)
1月1日
所属自治体だった一志・香良洲・白山各町及び美杉村が津・久居両市や安芸郡安濃・河芸・芸濃各町及び美里村と統合して改めて発足した津市に移行したことで所属自治体がなくなったことにより消滅。
員弁郡 いなべ 伊勢 (現存) 1 0 1

かの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
河芸郡 かわげ 1896年
(明治29年)
3月29日
1956年
(昭和31年)
9月30日
安濃郡と統合して発足した安芸郡に移行したことにより消滅。
発足年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
河曲郡 かわわ 伊勢 1896年
(明治29年)
3月29日
奄芸郡と統合して発足した河芸郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

きの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
北牟婁郡 きたむろ 紀伊 (現存) 1 0 1

くの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
桑名郡 くわな 伊勢 (現存) 1 0 1

しの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
志摩郡 しま 1896年
(明治29年)
3月29日
2004年
(平成16年)
10月1日
所属自治体だった阿児・磯部・志摩・大王・浜島各町が統合して発足した志摩市に移行したことで所属自治体がなくなったことにより消滅。
発足年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

すの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
鈴鹿郡 すずか 伊勢 2006年
(平成18年)
1月1日
所属自治体だった関町が亀山市と統合して改めて発足した亀山市に移行したことで所属自治体がなくなったことにより消滅。

たの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
多気郡 たき 伊勢 (現存) 3 0 3

との部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
答志郡 とうし 志摩 1896年
(明治29年)
3月29日
英虞郡と統合して発足した志摩郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

なの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
名賀郡 なが 1896年
(明治29年)
3月29日
2004年
(平成16年)
11月1日
所属自治体だった青山町が上野市や阿山郡阿山・伊賀両町及び大山田・島ヶ原両村と統合して発足した伊賀市に移行したことにより消滅。
発足年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。
名張郡 なばり 伊賀 1896年
(明治29年)
3月29日
伊賀郡と統合して発足した名賀郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

みの部(2郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
三重郡 みえ 伊勢 (現存) 3 0 3
南牟婁郡 みなみむろ 紀伊 (現存) 2 0 2

やの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
山田郡 やまだ 伊賀 1896年
(明治29年)
3月29日
阿拝郡と統合して発足した阿山郡に移行したことにより消滅。
消滅年月日は「全国市町村名変遷総覧」による。

わの部(1郡)

郡名 読み方 所属
令制国名
発足年月日 消滅年月日 所属町村数  備考
合計
度会郡 わたらい 安芸 (現存) 4 0 4

郡の内訳

状況 郡数 備考
現存 7
消滅 20 理由は次の通りである。
・郡の統合…13郡
・市町村合併に伴う所属自治体消滅…7郡
合計 27

令制国別所属郡一覧表

※下表に掲載している郡は市制町村制施行当時のものであり、その後発足した郡については掲載していない。

令制国名 読み方 所属郡名 備考
伊賀 いが 阿拝郡・伊賀郡・名張郡・山田郡(4郡)
伊勢 いせ 朝明郡・安濃郡・奄芸郡・飯高郡・飯野郡・一志郡・員弁郡・
河曲郡・桑名郡・鈴鹿郡・多気郡・三重郡・度会郡(13郡)
紀伊 きい 北牟婁郡・南牟婁郡(2郡) 区域は現在は三重県と和歌山県に分かれている。
志摩 しま 英虞郡・答志郡(2郡)

郡数の変遷と郡の異動

年月日 郡数 異動内容 備考
1889年(明治22年)4月1日 21 三重県で市制町村制が施行される。
1898年(明治31年)10月1日 15 阿山・飯南・河芸・志摩・名賀各郡が発足する。 阿山郡は阿拝・山田両郡が統合して発足。
飯南郡は飯高・飯野両郡が統合して発足。
河芸郡は奄芸・河曲両郡が統合して発足。
志摩郡は英虞・答志両郡が統合して発足。
名賀郡は伊賀・名張両郡が統合して発足。
三重郡は朝明・三重両郡が統合して再発足。
三重郡が再発足する。
英虞・朝明・阿拝・奄芸・飯高・飯野・伊賀・河曲・答志・名張・山田各郡が消滅する。
19563年(昭和31年)9月30日 14 安芸郡が発足する。 安芸郡は安濃・河芸両郡が統合して発足。
安濃・河芸両郡が消滅する。
2004年(平成16年)10月1日 13 志摩郡が消滅する。 所属自治体だった阿児・磯部・志摩・大王・浜島各町が統合して発足した志摩市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。
2004年(平成16年)11月1日 11 阿山・名賀両郡が消滅する。 阿山郡の消滅は所属自治体だった阿山・伊賀両町及び大山田・島ヶ原両村が上野市や名賀郡青山町と統合して発足した伊賀市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。
名賀郡の消滅は所属自治体だった青山町が上野市や阿山郡阿山・伊賀両町及び大山田・島ヶ原両村と統合して発足した伊賀市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。
2005年(平成17年)1月1日 10 飯南郡が消滅する。 所属自治体だった飯高・飯南両町が松阪市や一志郡嬉野・三雲両町と統合して改めて発足した松阪市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。
2005年(平成17年)1月11日 9 鈴鹿郡が消滅する。 所属自治体だった関町が亀山市と統合して改めて発足した亀山市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。
2006年(平成18年)1月1日 7 安芸・一志両郡が消滅する。 安芸郡の消滅は所属自治体だった安濃・河芸・芸濃各町及び美里村が津・久居両市や一志郡一志・香良洲・白山各町及び美杉村と統合して改めて発足した津市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。
一志郡の消滅は所属自治体だった一志・香良洲・白山各町及び美杉村が津・久居両市や安芸郡安濃・河芸・芸濃各町及び美里村と統合して改めて発足した津市に移行したことで所属自治体がなくなったことによる。